
ウォークインクローゼットって普通の収納と何が違うの?そんなことを思ったことありませんか?
ウォークインクローゼット
- ウォークインクローゼットとは?
- タイプ3つ
- メリット3つ・デメリット2つ
- 間取りの目安3つ
- 理想と予算について
- 設置場所4つ
- 注意点4つ
以上7点についてまとめていきます。
1.ウォークインクローゼットとは?

ウォークインクローゼットは人が中に入れる収納スペースのことです。
広さは3畳から4畳くらいが一般的です。押入れとは若干異なります。
2.ウォークインクローゼットのタイプ
ウォークインクローゼットといっても収納タイプが色々あります。収納の量や用途に合わせて決めるといいいでしょう。代表的な3つを紹介します。しまえる量や収納の用途に合わせて決めるといいいでしょう。
タイプ①:ハンガーメインタイプ

ハンガータイプは名前の通り衣類がメインの収納タイプです。シャツやジャケットやスーツ等洋服が多い場合に適しています。
ハンガータイプは棚の上と下のスペースをどのように活用するかで収納スペースが変わってきます。
タイプ②:収納棚前面タイプ

クローゼット内が壁前面収納になっているタイプです。壁前面棚なので、床面積が増えてしまいます。そのため歩くスペースが減る傾向にあります。クローゼット内でどこに収納したのかわかりにくいのも欠点です。
タイプ③:ユニット棚タイプ

ユニットキャビネットを使用して壁に収納棚を造作するタイプです。IKEAや無印用品などでも販売しており、自分で取り付け可能です。大きさや色など選択肢が豊富なのもメリットで自分の好みに合わせたニーズにできるのがメリットです。
3.ウォークインクローゼットのメリット・デメリット

ウォークインクローゼットのメリット3つとデメリット2つを紹介します。
メリット①:クローゼットでコーディネートが完成する
服どれきよう?これかな?あれかな?あーー部屋が服だらけきまらない、時間なくなってきた、あー部屋汚い。帰ってきてからやろう、そんな経験したことありませんか?
それがウォークインクローゼットだと手間が省けるその場で鞄から靴アクセサリーや鏡を設置して着替えまでできることも可能です。なので、とても時間の節約と整理整頓が容易なのです。
メリット②:大きな物が置ける
スーツケースやゴルフクラブ等々設けるので、収納が便利です。また、棚型にし書籍にしても図書館並みに置けるのがメリットです。
同じものを買ってしまったと言うケースも減ることでしょう。
メリット③:衣替えがいらない
衣替えは年に二回これ着るかな?けど可愛いから残しておこうこれは捨てよ。日本には四季があるのでどうしても衣替えが必要になります。しかし、なんとこのウォークインクローゼットだったら不要です。寝室やバスルーム等々あちこちに物が溢れることがない。そうミニマムな生活の実現がしやすのがメリットです。
デメリット①:スペースが必要
部屋一室収納です。大きなお家ならいいですが、家が小さい場合は邪魔になる確率が非常に高いです。
デメリット②:プランニングが必要
あらかじめ何がウォークインクローゼットに入るのか試行する必要があります。スカスカになっても殺風景で必要のない部屋になります。あらかじめのプランニングが必要なのがデメリットです。間取りによっては家全体が狭く感じることやデットスペースになります。
4.間取りにプランニング!ウォークインクローゼットの適切な大きさは?

ウォークインクローゼットの必要な大きさってどれくらい必要か目安を説明します。
大きさによって使い方が変わってきます。通路は60cmが建築では一般的です。それにスーツの幅40~45cmが必要です。2畳だと必然的に形が決まってきたりする物です。大きさ別に間取りの目安を紹介します。
目安①:2畳のウォークインクローゼット
基本的に人数✖︎畳とされています。2畳は、夫婦二人に適している大きさです。
しかし、鏡等を設置して着替えまでしようとすると若干狭いかもしれません。
2畳のスペースだと形はコの字型もしくはL字型できないでしょう。
目安②:3畳のウォークインクローゼット
3畳は家族3〜4人程度が適しています。子供は大人の半分のスペースと考えるとちょうど良い大きさかもしれません。
鏡も取り付けれますが子供が大きくなるにつれて若干狭く感じるかもしれません。
目安③:4畳のウォークインクローゼット
3畳以上になると、整理整頓がむずかしくなります。角のデットスペースができます。しかし、工夫をしてオリジナルのウォークインクローゼットにすれば利便性が上がることは間違いありません。自分の工夫次第で使い勝手が良くなる。整理整頓が上手な人に向いているかもしれません。
5.ウォークインクローゼットの理想

女性はパイプハンガーの幅が180cm程度・男性は90〜120cm程度あると余裕ができ、ベストのサイズと言われています。
2畳は正方形の形でコの字型もしくはL字型・3〜4畳は縦長の部屋になります。収納スペースの2/3程度が収納が良いサイズ感です。
金額は施工業者によってまちまちです。50万円〜100万を見ておけば足りることでしょう。
6.ウォークインクローゼットの設置場所

ウォークインクローゼットの間取りについて問題が出てきます。
4つの設置場所のパターンを紹介します。
設置場所①:寝室に隣接がベスト
寝室と隣接する場所がベストです。理由は、朝起きたら、そのまま着替え効率的に支度ができるからです。
設置場所②:洗面所と隣接する場合も良い
基本的に洗面所は家の間取りで奥まっている場所なので、リビングからあまり見えにくい場所にあります。
そのため洗面所と隣接する場所も悪くないかもしれません。帰宅してそのまま着替えてお風呂も入ることも可能なので、利便性はいいです。
設置場所③:更衣室として使用する場合は廊下と隣接
もし2階建にした場合、子供が泥遊びをして服を着替えさせるとどうなるでしょう。家中が汚れてしまいます。そのために玄関近くのリビングを通らない廊下に隣接する場所もお勧めします。
設置場所④:子供部屋でも人気
子供の持ち物って多いですよね。学校の教材やランドセルやリコーダー等々そのために子供部屋で管理するのもメリットかもしれません。
7.ウォークインクローゼットの注意点

メリットやデメリットや間取り等々はイメージできたでしょうか?
ウォークインクローゼットの形ごとの注意点を解説します。
注意点①:片側のみ
ハンガースペースが限られるので、ラックや引き出しタイプの検討も必要です。
注意点②:Ⅱの字型
ポピュラーでデットスペースが生まれにくいウォークインクローゼットの特徴が活かせる形ですが、2畳の場合は収納スペースが足りないので注意しましょう。
注意点③:コの字型
2畳くらいならデットルペースは限られますが、広くなればなるほど角が使用しにくくなります。細かい棚を設けて工夫したり、パイプハンガーを2段にし、立体的配慮が必要かもしれません。
注意点④:扉は引き戸がお勧め
引き戸にすると狭いスペースでも効率良く、見やすい収納スペースになります。
8.まとめ

ウォークインクローゼットをうまく活用できれば、あなたの生活の質は上がり理想のマイホームに近くことでしょう。
自分にあった形をプランニングしてその活用性を見ていくことが大切になります。
考えることが多すぎて、施工業者に任せたくなりますが、一生に一度のお家です。大切にしたら、より良いお家が建ちます。
この情報が少しでも役に立てば幸いです。
生かしていただいて有り難う御座います☺︎