1級建築施工管理技士 実施試験の記述問2は、「安全管理」「仮設計画」二つののテーマがメインです。
繰り返し出題されています。
自身の建築工事の体験を工事概要に記述し、事例と行った理由を述べる形式です。
この記事では、
- 【1級建築施工管理技士:実地試験】問題2 出題・解答例 「安全管理」
- 【1級建築施工管理技士:実地試験】問題2 出題・解答例 「仮設計画」
の2つを紹介します。
また、1級建築施工管理技士 実施試験のまとめサイトも役に立つと思います。
以下から参照していただけると幸いです。
2019年(令和元年) | 仮設管理 |
2018年(平成30年) | 安全管理 |
2017年(平成29年) | 仮設管理 |
2016年(平成28年) | 安全管理 |
2015年(平成27年) | 仮設管理 |
2014年(平成26年) | 安全管理 |
2013年(平成25年) | 仮設管理 |
2012年(平成24年) | 安全管理 |
2011年(平成23年) | 仮設管理 |
2010年(平成22年) | 安全管理 |
2020年度の試験では、「安全管理」がメインでしょう。
1.【1級建築施工管理技士:実地試験】問2 出題・解答例「安全管理(仮設材の安全点検)」

次の 1から3の建築工事における仮設物について、設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ
2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
ただし解答はそれぞれ異なる内容の記述とし申請手続、届出及び運用管理に関する記述は 除くものとする。
また、使用資機材に不良品はないものとする。
1、 荷受け構台
2、 鋼板製仮囲い(ゲート及び通用口を除く)
3、 工事用エレベーター
以上のような形式で三つの設備または機械において二つの具体例な「安全管理」の記述をします。
過去10年における八つの設備及び機械の具体例を紹介します。
①交流アーク溶接機
スター電器製造(SUZUKID)交流アーク溶接機
交流アーク溶接機は、使用前点検の安全チェックリストをそのまま解答すれば問題ありません。
- 分電盤電源開閉器のヒューズの状態
- 一次側,二次側の結線部分の絶縁状態
- ケーブルの損傷の有無
- 溶接機,作業台のアースの取り方,互いに2m以上離れていること
- 溶接棒ホルダーの絶縁部の焼損の有無
- 溶接棒ホルダーとケーブルはしっかり固定されているか,固定ねじのゆるみの有無
以上6点が挙がります。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
交流アーク溶接機
交流アーク溶接機 | ① | アースは設置されているか確認する。 |
② | 自動電撃防止装置は正常に作動するか確認する。 | |
③ | 交流アーク溶接機表示等の破損の有無の点検。 | |
④ | ヒューズの異常の有無の点検。 |
②ロングスパンエレベーター
資材や作業員を搬送する建設工事用の幅の広い仮設のエレベーター。
太陽建機さんより
ロングスパンエレベーターの安全対策
- 安全装置の日常保守点検を徹底
- 外部足場等に設置したエレベーターから屋内作業場への出入り口の段差を小さくする
- エレベーターの停止階には遮断設備を設ける
- 昇降路には人の出入りができないように外周を金網等で養生する
- 作業者に安全作業上の厳守事項・当該機械運転者・性能等を周知させる看板を設置する
等々が挙げられます。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
ロングスパンエレベーター
ロングスパンエレベーター | ① | 搭乗席には、高さ1.8m以上の囲い又は落下防止用のヘッドガードを設ける |
② | 機械自体の傾きが1/10の勾配を越えると自動停止装置が作動するように設定すること。 | |
③ | ガイドレールの継ぎ目に段違いや間借りがないか作業前点検を行う。 | |
④ | 積載荷重のリミッタースイッチが正常作動してのているか点検する。 |
③高所作業車
ヘルメット、安全帯を着けてください。必ず機体本体には安全帯を装着して、上方向、下方向にも注意を怠らないようにしてください。
- 積載荷重を厳守してください。
- 作業台内またはバケット内はきれいに清掃し余分なものを載せない様にしてください。
- アウトリガーは最大限に張り出してください。
- 必ず始業点検(エンジンオイル・冷却水・燃料など)を行ってください。
- 作業前に安全装置が正常に作動する事を確認したうえで作業を始めてください。
- 坂道での駐車および使用は避けるようにしてください。
- 機械は水平に設置してください。
- 作業中は周囲の状況に気を配ると共に、作業範囲は立ち入り禁止にしてください。
- 作業台または、バケットから乗り出したりして作業しないでください。
- 天候が悪い時はなるべく使用しないでください。
- 機械の能力以上の仕事をさせないでください。
安全装置を外したりしないでください。- 定格荷重を必ず守り作業をおこなってください。
- 上昇中、旋回中は特に頭上に注意してください
- 機械に何らかの異常が認められた時は、すぐに報告お願いします。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
高所作業車
高所作業車 (クローラ式の垂直昇降型) |
① | レバーの動きは良いか、確実に中立の位置に戻るかを確認すること。 |
② | 停止スイッチを押すことで、ブーム・バケットの作動をすべて停止させることができるかを確認する。 | |
③ | 運転席から離れる場合、作業床を地面に降ろしているかを確認する。 | |
④ | 走行させるときは作業床にさせ、作業員を乗せないこと。 |
④バックホウ
- 重機の転落、地山崩壊による危険防止
→計画書を作り内容を関係者に通知
①機械の種類および能力
②運行経路
③作業の方法転倒または転落の防止
①路肩の崩壊および地盤の不同沈下の防止
②必要な幅員の保持
③誘導者を配置立入り禁止措置あるいは誘導者を配置
一定の合図を定め、誘導者にその合図を行わせる運転位置から離れる場合の措置
①バケットを地上におろす
②エンジンを止め、走行ブレーキをかけて逸走を防止
③キーを抜く
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
バックホウ
バックホウ (バケット容量0.5m3程度) |
① | レバーの動きは良いか、確実に中立の位置に戻るかを確認すること。 |
② | 停止スイッチを押すことで、ブーム・バケットの作動をすべて停止させることができるかを確認する。 | |
③ | 運転席から離れる場合、作業床を地面に降ろしているかを確認する。 | |
④ | 走行させるときは作業床にさせ、作業員を乗せないこと。 |
⑤移動式クレーン
クレーンの転倒事故の原因
●規定の作業半径より大きな作業半径で吊り上げた。
●転倒側支点のアウトリガーがめり込む等、支点が不安定であった。
●強風下で作業を行い、吊り荷があおられた。
●過負荷防止装置の自動停止機構を解除し、過負荷状態のまま作業を行った。
安全な作業のため、クレーンに対する以下の 事柄を理解する必要がある。2) 作業半径と吊り荷荷重
右図の通り、クレーン作業は作業半径に より吊り荷の荷重が大きく変化するため、荷 重に見合った機種の選定と、正しい操作に 努めなくてはならない。
3) 安全装置
①巻過防止装置
巻き上げワイヤーロープは巻過ぎるとフックがジブに激突しジブを破損したり、 ロープが切断したりする。これを防止するため、フックが上限まで巻上がると、お もりを押上げて回路を遮断し自動停止す る。この装置を巻過防止装置という。②過負荷防止装置
移動式クレーンの性能は、ジブの長さジブの傾斜角、補助ジブの使用の有無 アウトリガーの張出し幅と作業領域(ジブ の方向)等によって定まり、これに応じて 定格総荷重が定められている。この定格 総荷重を超えないよう備えてあるのが過負荷防止装置である。 吊上げ荷重が3t未満の移動式クレー ンには、過負荷防止装置に代わるものと して、吊上げ荷重を検出する荷重計が 取り付けられている。③外れ止め装置
フックから玉掛けワイヤーロープ等が外れるのを防止する装置で、荷を吊る場合 は必ず外れ止め防止装置を使用しなけ ればならない。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
移動式クレーン
移動式クレーン | ① | 吊り用のワイヤに損傷またはキンクがないか確認する。 |
② | クラッチ・ブレーキ等が正常に作動するか確認する。 | |
③ | ブーム起伏装置の作動は正常か点検する。 | |
④ | 燃料系統の漏れはないか点検する。 |
⑥移動式足場
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
移動式足場
移動式足場(ローリングタワー) | ① | 幅木は高さが10cm以上のものを取り付けているか点検する。 |
② | 床材は、隙間が3cm以下となるように前面に敷き並べかつ、指示ものに確実に固定すること。 | |
③ | アウトリガーは正常に針出せるかを確認する。 | |
④ | 脚輪のストッパーは正常に動くか確認する。 |
2.【1級建築施工管理技士:実地試験】問2 出題・解答例「安全管理(仮設材の安全点検)」

建築工事における次の1から3の災害について、施工計画に当たり事前に検討した災害の発生する
おそれのある状況や作業の内容と災害を防止するための対策をそれぞれ 2 つ具体的 に記述しなさい。ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とする。
また、安全帯や保護帽の使用、朝礼時の注意 喚起、点検や整備などの日常管理、安全衛生管理組織、新規入場者教育、資格や免許に関する記述 は除くものとする。1 墜落、転落による災害
2 電気による災害
3 車両系建設機械による災害
①墜落災害
1 高所作業を行う際には、足場を組み立てる等により作業床を設けること 2 止むを得ず安全帯を使用して高所作業を行う場合は、作業場所の移動の際などで安全帯の使用が制限されることがあるため、防網の設置等をあわせて行うこと 3 安全帯等の保護具の点検基準を作成し、点検結果を確認すること
安全帯は、経年劣化したものや、角の鋭い鉄骨等との接触、溶接の火による損傷等により強度が低下したものを作業者に使用させないようにしなければならない。建設現場の足場は、段差がないように組み立てるとともに、よく点検して番線や紐など足が引っかかるおそれのあるものを放置しない。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
墜落災害
墜落災害 | ① | エレベーターピットからの墜落災害を防止するために開口部にはフェンスバリケードを建てて番宣でしっかり固定した。 |
② | 鉄骨建て方の際、作業している職方の墜落災害を防止するため、親綱に安全帯を取り付けて作業をする。 | |
③ | 床にある小さな開口部からの墜落災害を防止するために穴に丈夫な材料で蓋をする措置を取る | |
④ | 足場からの墜落災害をなくすために、85cm以上の高さに手すりを設け、床から15cmまでに幅木を設置した。 |
②崩壊・倒壊災害
掘削中に転石等が出て鋼矢板が建込めなかった場合でも、深さ1.5m{こ達したら鋼 矢板を建込み、根入れを確保して腹起こし切梁を設置した上で、作業員が溝内に 入り転石を取り除き作業を開始する。転石等の支障物が出た時の作業手を修正作 業手順書を用いて勉強会を行う。
①周知用看板作成
②掘削深さ確認用定規作成
③大見出し作業手順貼り付け(作業員休憩所、安全掲示板)
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
崩壊・倒壊災害
崩壊・倒壊災害 | ① | 建物内部で使用している移動式足場の転倒防止に、作業時にアウトリガーを設置した。 |
② | 掘削中の土砂崩壊防止のため、山留め壁の根入れを深くとり、矢板背面の土をよく締め固めた土を入れる。 | |
③ | 仮囲いの転倒防止のために、現場内部で杭を地中に打込み、それに単艦で固定した。 | |
④ | 乗入れ構台の崩壊を防止するために、支柱は根入れを深くとり、水平・垂直の筋交を取付ける。 |
③重機関連災害
重機にはメーカーが指 定した許容傾斜角があり ます。現場の最大勾配を 考慮して作業方法を決め てください。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
重機関連災害
重機関連災害 | ① | 重機との接触事故を防止するために、作業半径内立ち入り禁止のロープを張り、安全看板で危険を周囲に知らせた。 |
② | 杭打ち機の転倒防止のために敷き鉄板を敷きならべた。 | |
③ | トラッククレーンの転倒防止のため地面には、敷き鉄板を平にし敷きならべ、クレーンはアウトリガーをいっぱいに張り出した。 | |
④ | 重機と接触事故防止のため、パワーシャベルとダンプの移動範囲内に立ち入り禁止措置の安全看板と誘導員1名の配置をした。 |
④飛来・落下災害
![]()
厚生労働省の労働安全衛生規則(労働者を対象とした措置) 幅木(高さ10cm以上)、メッシュシート若しくは防網又はそれと同等の機能を
有する設備を設置する。(第563条)
注)機材の選択にあたっては、建築基準法等を考慮すること。
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
飛来・落下災害
飛来・落下災害 | ① | 工場現場から歩道に物が飛び出さないように高さ1.8m以上を仮囲いを設置する。 |
② | 足場上で作業中、使用している工具が落下し災害を起こさないように、工具には紐をつけ体に留める。 | |
③ | 足場からの飛来災害を防止するため、足場の外部に枠網を取り付けた | |
④ | 足場上に物を置くと飛来災害につながるため、足場上に刃物を置かない。 |
3.【1級建築施工管理技士:実地試験】問2 出題・解答例「仮設計画」
①外部枠組足場
種類 要点 枠組足場(ビティ) 水平材 最上層および5層以内ごと 作業床 床付き布枠
・幅:40cm以上 ・隙間:3cm以下 ・床材と建地との隙間は12cm 未満。 墜落防止 構面: ・交差筋かい、高さ15cm以上 40cm以下の下さん ・手すり先行工法の場合、手 すり枠、片側のみ手すり枠の 場合は、片側には交差筋かい と高さ15cm以上40cm以下の下さん
妻面: 高さ85cm以上の手すり、高さ 35cm以上50cm以下の中さん 落下物防止 ・高さ10cm以上の幅木、メッシュシート若しくは防網 ・防護棚(朝顔)
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
外部枠組足場
外部枠組足場 | ① | 建物と外部足場の間の距離は、300mm程度とする。 |
② | 最上階および5層以内ごとに水平材を設ける。 | |
③ | 強風、大雨、大雪などの悪天候時は、危険が予想されるため作業を中止する。 | |
④ | 足場は、荷重や使用期間を考慮し、構造上十分安全なものを計画する。 |
②仮設事務所・場内仮設事務所
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
仮設事務所・場内仮設事務所
仮設事務所・場内仮設事務所 | ① | 出入り口に近い場所に設置する計画とした。 |
② | 加工場所・機材置き場が見えやすい位置または近い位置に設置する計画とした。 | |
③ | 現場内での仮設道路の位置を、本設工事とかさないように計画すること。 | |
④ | 使用後、撤去が容易な構造にしておく。 |
③仮設電力設備
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
仮設電力設備
仮設電力設備 | ① | キュービクル(変圧器)は、人が立ち入らない場所に設置し、周囲に立ち入り禁止措置を講ずる。 |
② | 分電盤は雨のかからない位置に設置する。 | |
③ | 仮設受電量は、工程表を基に計画した。 | |
④ | 分電盤の位置は、工事事務所および現場で入り口付近に設ける計画とした。 |
④鋼板製仮囲い
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
鋼板製仮囲い
鋼板製仮囲い | ① | 足元は現場から不純物や雨水が流れないような措置を講ずる。 |
② | 仮囲いの転倒防止のために、現場内に杭を地中に打ち込み、それに単艦で固定した。 | |
③ | 高さは、1.8m以上のものを使用する。 | |
④ | 出入り口を設ける場合は施錠できる構造とした。 |
⑤揚重機
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
揚重機
揚重機 | ① | 荷揚げ材料が取り込みやすい場所に用銃器を設置する計画とした。 |
② | 敷地に応じたブーム旋回ができる機種を決定するように検討する計画とした。 | |
③ | 作業半径が敷地外に飛びさないように設置計画をする。 | |
④ | 現場周辺の高圧配線に支障がない位置に設置する。 |
⑥荷受け構台
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
荷受け構台
荷受け構台 | ① | 積載荷重に対して十分に安全な構造のものとする。 |
② | 工事の進捗に伴って転用が必要な場合は、移動方法を考慮して設置位置を決める。 | |
③ | 資機材の搬出入に適した場所で、揚重した資材を建築物内に容易に取り込める位置にする。 | |
④ | 足場から張り出す場合は壁つなぎの増設を検討する。 |
⑦ゲート(車両出入り口)
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
交流アーク溶接機
ゲート(車両出入り口) | ① | ゲートの扉は内開きにし引き戸とする。 |
② | 強風等により倒壊などの事故が生じないように安全な構造とする。 | |
③ | 工事車両および積載車両などが安全に走行できるゲートの幅、高さを確保する。 | |
④ | 場内の車両導線や前面道路の電柱、植裁など考慮し、入退場に支障がない位置に設ける。 |
⑧乗入れ構台
【1級建築施工管理技士:実地試験 問題2】
仮設物の設置計画の作成に当たり検討すべき事項をそれぞれ2つ、留意点とともに具体的に記述しなさい。
乗入れ構台
乗入れ構台 | ① | 各種施工機械、車両重量および走行や作業時の衝撃荷重、仮置き資材の荷重、侍従などに十分耐えることのできる構造にする。 |
② | 高さは、地下躯体の作業中を考慮して決める。乗り込みスロープを設ける場合は、施工機械と車両の出入り口に支障をきたさない1/10〜1/6程度の勾配にする。 |
.4.【1級建築施工管理技士:実地試験】問2 出題・解答例「安全計画」「仮設計画」まとめ
作業前点検を思い出して記述すれば、点数が取れると思います。
他の問題にも挑戦してみましょう。